カバ材の特徴とは?3つの魅力と適した家具を解説
カバ材は、明るめの黄色がかった淡い白色の木材で、白樺の仲間です。
キメ細やかな木目と白っぽい見た目から、優しい雰囲気を漂わせナチュラルテイストな部屋にぴったり。明るい印象の部屋にしてくれます。
ナチュラルテイストなインテリアが好き方や、部屋を明るくしたい方におすすめの木材です。
とはいえカバ材がどのような木材なのか、詳しく知らない方が多いはず。カバ材の特徴や魅力を解説するので、ぜひ家具選びの参考にしてみてください。
目次
カバ材の基本的な特徴と木材としての性質
カバノキ科カバノキ属の落葉広葉樹で、北海道を中心に本州北中部などに分布しており、中国北部やロシア、北朝鮮、ヨーロッパ、北米などが産地です。
マカバ、ウダイカンバ、バーチなどとも呼ばれます。
他にもカバザクラと呼ばれることも。バラ科のサクラとは本来関係ない樹木なのですが、キメ細かい木目と白っぽい色合いなどが似通っていることから、カバザクラと呼ばれています。
カバ材の大きな特徴は、キメ細かく光沢のある美しい木肌です。白っぽい色合いと相まって、優しく上品な雰囲気をもたらします。
また傷や衝撃に強いのも特徴。学校や体育館、ダンススタジオなどの床に使われるほどなので、家具に使用すれば長年愛用できる逸品になります。
天然の木材にありがちな経年による色の変化が起こりにくいので、長年使い続けても購入時の雰囲気と変わりません。
明るくナチュラルな雰囲気の家具が欲しい方や、長年使い続けられる家具を探している方にぴったりです。
樺(カバ)の種類と名称の違い
カバ材と一口に言っても、実際には複数の樹種が含まれており、用途や性質に細かな違いがあります。
代表的なものが、白樺(シラカンバ)、岳樺(ダケカンバ)、ウダイカンバです。これらはいずれもカバノキ科に属する落葉広葉樹で、北海道を中心に寒冷地で多く育ちます。
家具材として流通している「カバ材」は、これらの総称として扱われることが一般的です。また「カバザクラ」という名称で呼ばれることもありますが、これは木目や色合いがサクラに似ていることから生まれた呼称であり、植物学的にサクラと同一ではありません。
こうした名称や樹種の違いを理解しておくことで、素材選びの際に誤解を避けやすくなり、納得感のある家具選びにつながります。
カバ材を家具に使用する3つの魅力
カバ材にはさまざまな特徴がありますが、中でも家具に使用する上での魅力は大きく3つ挙げられます。
それぞれ詳しく解説するので、ぜひ家具選びの参考にしてみてください。
上品な木肌の美しさ
カバ材の大きな魅力の一つは、上品な木肌の美しさです。
キメ細かい木目と、緻密で光沢のある美しい木肌が特徴的。白っぽい淡い色合いをしていることもあり、上品な雰囲気を醸してくれます。
クセがなく部屋を明るく見せてくれるので、リビングやダイニング、子供部屋、書斎など、どのような部屋にも合わせやすいでしょう。
ナチュラルな雰囲気があるため、北欧インテリアなどナチュラルテイストのインテリアにぴったりです。
また肌触りが良く、ツルツルしているため、テーブルなど触り心地が気になる家具との相性が抜群です。
明るく上品な色合いの家具を探している方や、触り心地にもこだわりたい方には、カバ材の家具が適しています。
頑丈なため長年愛用できる
丈夫な広葉樹ということもあり、頑丈なため長年愛用できるのも魅力です。
反りや狂いが起きにくい木材で、水や傷に強いため、家具に加工しても長く使い続けることが可能です。
特に小さい子供やペットがいる家庭など、傷が付きやすい環境でも使用しやすくなっています。
頑丈で長く使える家具を探しているなら、カバ材がおすすめです。
購入時のまま色が変化しにくい
経年変化が起こりにくいため、購入時のままの色を楽しめる木材です。
無垢材は経年により色が変化するのが特徴ですが、カバ材は経年変化が起こりにくくなっています。
経年変化により深みを増していく過程を楽しむのが、無垢材の醍醐味の一つではありますが、中には色が変わってしまうのは嫌な方もいらっしゃるでしょう。
カバ材なら、購入時のままの美しさを長年楽しめます。
また日当たりなどの関係で、一部分だけ色が変化してしまうリスクも少ないため、部屋の間取りや日当たりを気にせず使用できるのもポイントです。
経年変化しにくく、購入時のままの色を楽しめる家具を探している方におすすめです。
カバ材の価格帯とコスト感
カバ材は広葉樹の中では比較的安定した供給量があり、無垢材家具の素材としては手が届きやすい価格帯に位置づけられることが多い木材です。
ウォールナットやオークなどの人気材と比べると、同じサイズ・仕様の家具でも価格を抑えやすい傾向があります。
そのため、ダイニングセットや学習机など、複数点を揃えたい家具でも導入しやすく、統一感のあるインテリアを構成しやすい点が特徴です。
ただし、使用する樹種や乾燥状態、仕上げ方法によって価格差が生じるため、「カバ材=必ず安価」と断定できるものではありません。
コストと品質のバランスを重視したい層に向いた素材である、という位置づけを明確にすると、読者の判断材料として有効です。
カバ材がよく使われる家具と用途例
カバ材は多くのモノに使用されており、家具以外にも内装パネル材やフローリング、ドアなどの建築材や、玩具、食器、雑貨など多岐にわたります。
家具としてはダイニングテーブルやチェア、勉強机、カフェテーブル、キャビネット、テレビボードなど、さまざまな家具に使用されています。
明るい色合いと優しい雰囲気が、ナチュラルテイストなインテリアにぴったりです。
また素朴な見た目は、シンプルなデザインの家具にマッチするため、長年愛用できる飽きにくい家具になります。
価格がリーズナブルなこともあり、家具や雑貨、食器など、カバ材で統一しやすいのも魅力。北欧テイストやナチュラルテイストなインテリアが好みな方に、適した木材です。
カバ材はシンプルな家具やナチュラルなインテリアと相性抜群
カバ材は白っぽい明るい色合いと、キメ細かい木目、美しい上品な木肌が魅力の木材。シンプルな家具やナチュラルテイストなインテリアと相性抜群です。
また傷や水に強く頑丈なため、家具に加工すれば長年使い続けられるものになります。
経年変化しにくいため、購入時から印象が変わりにくいのもポイント。お気に入りの家具をずっと愛用できるでしょう。
特に北欧テイストやナチュラルテイストなインテリアが好みの方には、カバ材を使用した家具がおすすめです。
- 最終更新
- 2026.02.12