私たちに豊かな恵みを与えてくれる森林。
森林をつくる一本一本の「木」は
家具をつくる私たちにとって、
なくてはならないモノです。
昨今、外国産木材の輸入増加などの理由から
国産材の出荷数が減ったことで、
植えた木が伐られることも減りました。
そのため国産材の出荷が減り、
林業で働く人も減り
手入れをされずに放置され続けてしまったことで
荒れたままの森林が増えています。
荒れた森林が元気を取り戻すには、
適切に管理して手入れをする
「森林の循環」をつくることが必要です。

- ❶成長した木を伐る
- ❷伐った木を様々な加工をして使う
- ❸使った分の木を新しく植えて育てる
- ❹成長した木を伐ってまた使う
森林の循環の中で、
私たちがやるべきことは
「木をムダなく、ぜんぶ使う」ことです。
これからも家具を通して
「心地よさ」を届けるためにも
私たちは未来のために、
木を想い、ぜんぶ使い続けていきます。
木を想うから、もう一度使う
“役割を終えた木に命を吹き込み家具にする”
役割を終えた木は、当然のように廃棄・処分されます。
そんな木にもう一度命を吹き込み「家具」として、また私たちと同じ空間で生き続けてほしい。
そんな想いから古材を再利用する「the old wood」シリーズの開発がはじまりました。
「古材」を使った家具は、一つ 一つ違う表情を持っていて
真新しいモノでは出せないぬくもりや温かさは、唯一無二の空間づくりができます。
また古材を再利用することは、限りある資源を大切にする
サステナブルな暮らしを実現するためにも効果的で、環境保全にも役立ちます。
大量生産とは違い、一枚一枚の木と向き合い、それぞれの歴史を活かすように
日本の職人の技術と心で新しい命を吹き込んでいきます。

古材を再利用した家具
「the old wood 」ラインナップ
布を想うから、ムダにしない
“自動裁断機で、生地ロスをなくす”
オリジナルブランドの企画開発や製造および商品管理、
特注家具などを製造している自社工場(島根県出雲市)では、自動裁断機を導入しています。
生地のロスを最小限にしたり、製品精度の向上、作業時間の短縮、
生産性の向上などが大幅に改善されました。

豊富な種類から選べるファブリック
きちんと守られているモノから使う

カタログはFSC®認証紙を使う
FSC®認証紙とは、今までの古紙含有の再生紙とは違い適切に処理された森林からの木材と違法伐採材等問題のある木材を入れないように管理された用紙です。


環境負担の少ない商品を使う
循環型社会を目指し、環境負担の少ない商品の優先購入を義務づけた法律「グリーン購入法」。キノシタは、「グリーン購入法」の基準に適合する商品をより多く提供できるよう努力を重ねています。