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チーク材とは?チーク材の特徴について

 

家具などのインテリア製品に使われる木材は、種類によって特徴や特性が異なります。中でも人気が高いチーク材は、高級家具にも使用される人気の高い木材です。

今回はチーク材の特徴や特性、魅力を紹介します。またチーク材がテーブルの天板に適している理由も解説するので参考にしてみてください。

チーク材とは

チーク材とは東南アジアを中心に分布するクマツヅラ科の広葉樹が原料の木材です。日本で流通しているチーク材はインドネシア産とミャンマー産のものがメインです。

インドネシア産は植林材で生育が早いですが、樹齢が進まないうちに伐採するため幅が広い木材を取るのは難しいとされています。

一方、ミャンマー産は高齢樹かつ成熟樹のため、木目が詰まって色調が濃いものが多く、耐久年数が長い木材となるのが特徴です。

チーク材の価格相場と希少性

チーク材は高級木材として扱われることが多く、価格帯も比較的高めです。

その背景には成長に長い年月がかかることや、ミャンマー産チーク材を中心とした伐採・輸出規制の影響があります。
特に成熟した天然林由来のチーク材は流通量が限られており、希少価値が価格に反映されています。

そのため、同じチーク材でも産地や品質によって価格差が生じる点に注意が必要です。

チーク材の特徴・メリット

チーク材は反りや割れが少ないため、古くから高級木材として高級家具などに使われてきました。

塩水にも強いため、豪華客船の甲板や内装材に使われてきた歴史があり、クイーンエリザベス2世号にも採用されています。

またミャンマー産のチーク材は耐久年数200年ともいわれる耐久性の高さが特徴です。

歴史のある仏教寺院や建築物に使用されている他、日本の国会議事堂や日本発のリゾートホテルとして知られる箱根・宮ノ下の富士屋ホテルの内装材などにもチーク材が使われています。

チーク材のデメリットと注意点

チーク材は多くのメリットを持つ一方で、いくつかの注意点も存在します。

代表的なのが価格の高さです。チーク材は成長が遅く、伐採や輸出が制限されている地域も多いため、流通量が限られています。
その結果、他の広葉樹と比べて材料費が高くなりやすい傾向があります。

また、油分を多く含む性質から、塗装や接着の際には下処理が必要になる場合があります。
さらに、乾燥に時間を要する木材でもあるため、製造工程や納期に影響するケースも考えられます。

これらの点を理解したうえで選ぶことが重要です。

チーク材が高級木材とされる理由

チーク材の魅力としては次の3点が挙げられます。

  • 強靭な木材である
  • 耐腐食性がある
  • 見た目が美しい

強靭な木材である

チーク材の魅力の1つが木材の中でも強靭さに優れている点です。

チーク材はとても堅強で、一度乾燥すると伸縮したり、反ったり、割れたりすることはほとんどなく、単純な硬度に加えて摩耗にも強いです。

また、製材課程で木材の中にシリカを含む場合があります。元来目が詰まっていて丈夫なチーク材ですが、シリカを含むとさらに頑強になり、のこぎりやかんなを掛けるのに苦労するほどの強度を持つのです。

さらに温度や湿度による木材の変化が少ないため、寸法の安定性に優れているという特性があり、船舶の材料として最良の素材とされていることからも、素材が持つ強靭さがうかがえます。

耐腐食性がある

チーク材の魅力の1つが、耐腐食性がある点です。

チーク材は油分を豊富に含んでいるため、酸化や水分による腐食に対して強い耐性があります。

またチーク材に含まれる天然オイル成分のTectoquinone(テクトキノン)には殺虫効果があり、シロアリやフナクイムシなどの害虫の浸食を防ぐ効果があります。

そのため、チーク材から製造された家具などの耐用年数は長く、昔に作られた家具がヴィンテージ家具として現在までしっかり残っているケースが多いのです。

見た目が美しい

見た目の美しさもチーク材の魅力です。

チーク材が持つ木目の美しさは人気を集める要因の1つとなっています。

また、チーク材は艶感のある飴色(ゴールデンチークカラー)が美しい他、経年変化による色の変化も楽しめるのが特色です。

屋内で利用されるチーク材はより濃厚な飴色に変化、建材やエクステリアとして屋外で使用されたものは飴色からシルバーに変色してチーク材ならではの表情を纏います。

濃淡のコントラストがはっきりしていながらも、落ち着いた安心感のある美しさがあります。

機能性に高さに加えて、美しさも兼ね備えているのが、チーク材ならではの魅力です。

チーク材の主な用途と使われ方

チーク材はその高い耐久性と耐水性から、さまざまな用途に使用されてきました。

代表的なのは家具で、ダイニングテーブルやチェア、キャビネットなど長期間使用される製品に多く採用されています。

また、湿気や水分に強い特性を活かし、船舶の甲板材や内装材としても歴史的に利用されてきました。
近年では床材やカウンター、屋外用のガーデン家具などにも使われています。

このように、屋内外を問わず幅広く使える点が、チーク材が高く評価される理由の一つです。

チーク材の主な用途とテーブルに適している理由とは

チーク材で作られたテーブルは多く存在します。チーク材はテーブルの天板に適した素材といえますが、その理由は次のとおりです。

  • 世代を超えて長く使用できる
  • 染みに強い
  • 温度や湿度の変化に強い

世代を超えて長く使用できる

チーク素材がテーブルの天板に適している理由の1つが、長期間使用できるためです。

チーク素材は耐久性が高く、耐腐食性があるという特徴があります。実際にチーク材が使われた建造物や船舶などを解体した後に、廃材を別の用途に再利用するケースも多く、形を変えながら何世代にも渡って使われます。

このように長期間使用できる素材であることから、チーク材のテーブルは世代をまたいで受け継ぎながら長く使用できるのです。

染みに強い

染みに強いのも、チーク材がテーブルの天板に適している理由です。

テーブルを使用すると輪染みができることがあります。輪染みとはコップや皿を置いた後にできる輪状の染みのことです。

チーク材は耐水性に優れているので輪染みができにくいというメリットがあります。

温度や湿度の変化に強い

温度や湿度の変化に強いのもチーク材がテーブルの天板に適している理由です。

船舶の甲板にも使われているように、チーク材は温度や湿度の変化に強い素材です。冷暖房や加湿器、除湿器の使用によって室内環境に変化が起きても割れや反りが出ることはありません。

現代のライフスタイルにも問題なく対応できるのは、チーク材が持つ強みとなっています。

まとめ

今回はチーク材の特徴や魅力を紹介しました。

チーク材は機能性が高く見た目も美しい木材のため、ユーザーの人気を集めています。最近では伐採や輸入が規制されていて希少性も高くなっていることもあって簡単に入手ができなくなっています。

長く使用できるテーブルを探しているなら、チーク材が使われたテーブルを探してみてはいかがでしょうか。

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最終更新
2026.02.16

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