サイドボードとは?3つの活用アイデアとおしゃれな導入事例6選もご紹介
サイドボードはオーソドックスな収納家具であるため選択肢も多く、選ぶのが難しいと感じるかもしれません。
サイドボードの用途や特徴、活用のアイデアを把握しておけば、サイドボード選びはよりシンプルで楽しいものになります。
この記事では、
- サイドボードとはどんな収納家具か
- サイドボードを活用するアイデア
- サイドボードのおしゃれな導入事例
についてご紹介します。
サイドボードとは?
サイドボードとは高さが60cm〜90cm程度の収納家具、または飾り棚のことです。
屋内のさまざまな生活空間で活用される家具ですが、本来はダイニングテーブルの横で食器棚として使用されていたことから、サイドボードと名付けられました。
サイドボードはフランス語で「ビュッフェ(buffet)」と呼ばれます。
日本でビュッフェといえばたくさん並べられた料理の中から自由に取り分けるスタイルの食事を指しますが、元々は食器棚(ビュッフェ)に料理が並べられていたことが名前の由来となっています。
サイドボードは、
- 場所を取る食器・小物・雑貨類がすっきりと納まる「収納力」
- さまざまなもの置いたり飾ったりするのに使い勝手のよい「高さ」
に注目すると、選びやすくなります。
サイドボードはキャビネット・チェスト・ローボードとどう違う?
サイドボードによく似た家具に、
- キャビネット
- チェスト
- ローボード
といったものがあります。
それぞれの家具とサイドボードの違いや特徴を覚えておけば、より目的に合った家具を見つけやすくなるでしょう。
キャビネットとサイドボードの違い
キャビネットは一般的にサイドボードより背が高く、幅も広い扉付きの収納家具を指します。
キャビネットは場所をとるもの、たとえば書籍やファイル類、またコート・上着などを保管する目的で事務所や学校でも一般家庭でも活用されています。
チェストとサイドボードの違い
キャビネットが食器類など小型の生活雑貨の収納に向いているのに対し、チェストは主に衣類や服飾品の収納に使われることの多い家具です。
チェストは引き出し付きのものが多く、どちらかというとタンスに近い収納家具です。
ローボードとサイドボードの違い
ローボードはサイドボードより低く横長なのが特徴です。
主に住宅のリビングやベッドルームなどでテレビ台として使用されることが多く、リビングボードやAVボードなどとも呼ばれます。
サイドボードをインテリアに活用する3つのアイデア
サイドボードはコンパクトながら機能的で使い勝手の良い収納家具です。
単なる収納としてではなく、使う人にとっての利便性が上がり、インテリアを引き立てる使い方を探してみましょう。
- カフェやレストラン
- 待合室やラウンジ
- オフィスやコワーキングスペース
などでは、サイドボードを下記のように活用できるかもしれません
カフェ・レストランで|食器やキッチン雑貨の収納・展示スペースとして使う
カフェやレストランなどのインテリアなら、
- こだわりの食器やコーヒー用具などの、見せる収納
- アナログレコードや洋書など、雰囲気を決定付けるコレクションの展示
- 観葉植物やオーナメントなど季節感を演出するデコレーション
- コーヒー豆や食品、インテリア雑貨など販売商品の展示
などにサイドボードを幅広く活用できます。
利便性・機能性に加えて、ビジュアルイメージでお店の空気感に個性や深みが加わるような使い方を検討してみましょう。
待合室・ラウンジで|テレビ台やディスプレイスペースとして使う
待合室・ラウンジなどでは、
- モニター・オーディオ機器などの設置
- スマートフォンやタブレットなどの充電スペース
- ミネラルウォーターやコーヒーなどのドリンクの提供
- 雑誌・新聞紙など読み物の配置
などにサイドボードを活用できます。
待合室・ラウンジなどでは、サイドボードを利用者にゆったりとくつろぎながら有意義な時間をしてもらえるようなアイデアを導入しましょう。
オフィス・コワーキングスペースで|パーティションとしてゾーニングに使う
オフィスやコワーキングスペースなどでは、
- プリンタやコピー機など、共有されるOA機器の設置
- 休憩のためのドリンクやお菓子を置くカフェスペース
- バッグや上着など私物の保管
- 多くの人が参照する資料などの展示や保管
などの方法でサイドボードを活用できます。
文房具や小物、ファイル類などやや無機質で雑然としがちなものは扉のあるスペースへ収納し、働く人の創造性を刺激したりモチベーションを高めたりする物などはサイドボードの上など見える場所に配置する、といった使い方がおすすめです。
心地よく、サステナブルなサイドボードのおすすめ導入事例6選
サイドボードを導入する際には、機能性やデザイン性に加えて、環境への負荷を抑えることを意識した「サステナビリティ」に注目してみるのもおすすめです。
それらを併せ持つサイドボードには下記のような製品があります。
CS101A|多様な使い方が可能なオークフローリング材のサイドボード
CS101Aは古材風に仕上げたオークのフローリング材を使ったフレームと棚板のみというシンプルな構造のサイドボード。
頑丈に組み上げたスチール製フレームは背面の補強用ブレースも必要とせず、すっきりと仕上げました。裏表のないデザインで、幅広い使用方法が可能な一台です。
サイズは高さ90cm×幅91.5cm×奥行き31.5cmと十分な収納力がありますが、幅を121.5cmに拡張した【CS101B】もお選びいただけます。
CS103A|杉古材を格子状に組み合わせたサイドボード
CS103Aは杉古材を、高さ80cm×幅80cm×奥行き36cmで格子状に組み合わせたサイドボードです。
正方形のグリッドが4つ並んだシンプルな構造で、各グリッドにはアナログLP(31cm×31.5cm)や大型の写真集や美術全集なども納めることが可能です。
高さや素材が共通するCS104やCS103Bと並べて使うなら、活用のアイデアもさらに広がります。
CS103B|幅120cmで十分な収納力の杉古材サイドボード
CS103BはCS103Aを横方向にグリッド一つ分拡張した、幅120cmのサイドボード。素材にもCS103AやCS104と共通する杉古材を使用しています。
使用されている杉古材は建築資材や輸送用パレットなどに使用されていた物。一枚一枚に刻まれたわずかな傷や摩耗が生むテクスチャーが独特な深みとなって現れています。
十分に余裕のあるストレージで、収納やディスプレイなど幅広く活用できる一台です。
CS104|杉古材を利用した、扉付きのサステナブルなサイドボード
CS104は杉古材をリサイクル利用した、扉付きのサイドボードです。
扉付きの部分と扉のない部分とで、見せる収納と見せない収納を使い分けることができます。
高さや素材が共通するCS103AやCS103Bと並べて使用すれば、コーディネートの幅も広がります。
CS105|無垢古材を大胆に使用したサステナブルなサイドボード
CS105は杉古材を剥合わせた棚板を3段配置した、収納力の高いサイドボードです。
古材特有の深みある質感に加えて、組み合わせの妙により一台一台がオリジナリティをもつサイドボードに仕上げました。
CS105ではフレームのスチールにもリサイクル金属を使用してあり、環境に配慮したサステナブルなプロダクトとなっています。
利用する人にゆっくりとした時間の流れを楽しんでほしいカフェ・レストランなどのインテリアに心地よくマッチする一台です。
CS106|多様な道具や資料を一手に美しくまとめ上げるグリッド収納
CS106は内寸36.2cm×36.2cmのグリッドが並ぶサイドボード。
グリッドの数によってサイズが変わり、高さは、
- 3段…116.5cm
- 4段…154.6cm
- 5段…192.7cm
幅は、最少3列(116.2cm)から最大8列(306.7cm)までお選びいただけます。サイズを抑えてサイドボードとして使用することも、大型にして壁面収納やキャビネットとして使用することも可能です。
各グリッドには自由に配置できる棚板やボックスなどのオプションをご用意し、多様な組み合わせを楽しめる一台となっています。
まとめ
サイドボードはちょうど良い収納力・高さのものを選びましょう。
散らかりがちなものを美しくまとめ、インテリアを引き立てるのに役立つ機能性・デザイン性のものを選ぶというのも大切なポイントです
加えて、自然素材やリサイクル素材をうまく活用したデザイン性の高いものを選ぶなら、インテリア空間はより心地よいものとなります。
- 最終更新
- 2024.02.05