COLUMNコラム

テーブル天板の木材は何がおすすめ?樹種や選び方を解説

テーブル天板には木材が使われることが多く、樹種によってさまざまな表情を見せます。木材を大きく使用するテーブル天板は、部屋の印象を大きく左右します。

特にダイニングテーブルのような存在感ある大きな家具の場合は、部屋のインテリアに与える影響が大きいものです。

木材らしいナチュラルな色合いのものもあれば、落ち着いた深みのあるブラウン系の色合いのものまで幅広く存在。インテリアに合う適切な天板を選べば、部屋の雰囲気を崩しません。

テーブル天板の選び方や樹種ごとの違いを解説するので、テーブル選びにお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

テーブル天板とは

板とは最上部の板を指す言葉です。テーブル以外にもキッチンやカウンター、棚などの最上部の板も天板です。

テーブルの場合は、料理や飲み物を置く面を指します。

天板にはタイルやステンレスなど多様な素材が使用されますが、テーブル天板の場合は木材を使用するケースが多くなっています。

テーブル天板の選び方3つのポイント

テーブル天板を選ぶにあたり、押さえておくべき3つのポイントがあります。

「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、チェックしておきましょう。

部屋の雰囲気に合わせて選ぶ

木目や色など部屋の雰囲気・インテリアに合うような、テーブル天板を選びましょう。

特にダイニングテーブルのような大きな家具は、存在感があるため部屋の雰囲気を左右しがちです。

テーブル天板の木目や色が、部屋のインテリアにマッチしていないと、雰囲気を崩しかねません。

部屋の雰囲気に合わせて、テーブル天板を選ぶのがおすすめです。

掃除しやすさを考慮する

掃除しやすさも考慮しましょう。

テーブルは毎日使うもので、ダイニングテーブルであれば食事もするため、汚れやすくなっています。

木材の場合表面にさまざまな塗装が施されますが、塗装の種類によって掃除しやすさは異なります。

例えばオイル塗装は木の質感を味わえますが、シミや汚れがつきやすいのが特徴。小さい子供がいる環境だと、汚れが気になるかもしれません。

ウレタン塗装であれば木の素材感は減るものの、シミが残らないので汚れにくくなります。

使用シーンを想定して、掃除しやすさも考慮しましょう。

日常生活で傷つかない耐久性がある

日常生活で傷がつかないかどうかも、重要なポイントです。

柔らかい木材の場合は、字を書いただけでペン先の跡が残ってしまう場合があります。

テーブルはお皿を置いたり物を落としたりと、日常生活で傷や凹みができやすくなっています。

綺麗なまま長く使い続けたい方は、傷や凹みに強い耐久性があるテーブル天板を選びましょう。

テーブル天板の木材は何がおすすめ?

テーブル天板にはさまざまな木材が使われているので「どれを選ぶべきか悩む」方も多いのではないでしょうか。

テーブル天板におすすめの木材を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

杉材

本州から四国、屋久島まで広く分布する針葉樹。建築材や家具など幅広く使われており、馴染み深い木材の一つです。

内部に空気を多く含んでいるため保温効果が高く、柔らかく温かみがありフローリング材としても使われます。

年輪により表情が変わるため、木目や節の美しさを楽しみたい方にぴったり。経年により褐色へと変化するのもポイントです。

また無垢材と呼ばれる切り出したままの木材であれば、天然木ならではの風合いや温もりを楽しめます。

ただし杉材は柔らかく傷つきやすいため、傷や凹みには注意しましょう。

温かみのある木材やナチュラルな雰囲気を求めている方は、杉材のテーブル天板がおすすめです。

パイン材

50種類以上もの種類があり、主に北米産のマツが加工されます。杉と同じく針葉樹のため柔らかく、加工しやすさから家具によく用いられます。

初めは白っぽい色をしていますが、経年によって飴色へ変化していきます。

パイン材は角材を貼り合わせた集成材としての利用が多く、長年使用しても反りが生じにくくなっています。

長く使用して変化を楽しめるのが特徴ですが、杉材同様に傷や凹みには注意が必要です。

また節が少ないため手触りが滑らかなのも特徴。見た目はもちろん触り心地からも、素朴で温かみある印象を与えます。

明るく優しい部屋にしたい方や、ナチュラルテイストなインテリアが好きな方におすすめです。

ラバーウッド材

ゴムの樹液が採れるブラジル原産の広葉樹で、樹液採取後は集成材や家具材に使用されます。

穏やかな木目が特徴で、優しい雰囲気の木材です。ナチュラルな色合いだけではなく、落ち着いた色味のチークブラウン、シックで深いダークブラウンなどもあります。

また手触りが滑らかなのも特徴。食事や勉強・仕事など、直接手が触れる機会の多いテーブル天板にぴったりな木材です。

比較的堅いのでテーブルで作業したり書いたりしても、傷つきにくくなっています。

滑らかな手触りのテーブルが欲しい方や、ワークスペース用のテーブルを探している方におすすめの木材です。

ホワイトアッシュ材

北米産のモクセイ科広葉樹で、別名「アメリカトネリコ」「アメリカタモ」とも呼ばれるヨーロッパ家具を代表する木材の一つで、明るくナチュラルな風合いが楽しめます。

木目が大きく真っ直ぐなのが特徴で、ダイナミックな印象が持ち味です。

また野球のバットに使用されるほど耐衝撃力が高く、適度な堅さがあるため傷つきにくくなっています。

北欧スタイル・ナチュラルテイストのインテリアに合うテーブル天板を探している方におすすめです。

ウォールナット材

北米産のクルミ科の落葉広葉樹です。クルミ科の樹木の中でも北米産のブラックウォールナットが、ウォールナット材と呼ばれるのが一般的です。

世界三大銘木に数えられる高級木材で、適度な堅さと粘りがあるため家具以外にも楽器や建材、銃床などに使用されてきました。

ダークブラウンの深い色合いが特徴で、高級感溢れるシックな見た目をしています。

木肌に墨を流したような濃淡の縞模様による、独特の美しい木目が人気です。

また多くの木材が経年で色が濃くなるのに対し、ウォールナット材は徐々に明るくまろやかになっていきます。

落ち着いた色味を探している方や、高級感あるシックな部屋にしたい方におすすめです。

ブラックチェリー材

北米東部の温暖な地域に生息するバラ科サクラ属の広葉樹で、大きなアメリカンチェリーを実らせることで有名です。

果実以外にも燻製チップに利用されるなど、さまざまな面で生活に溶け込んでいます。

世界三大銘木であるウォールナット材に並ぶ銘木で、高級家具木材として輸出されてきました。

赤みを帯びた上品な色と光沢感が魅力で、華やかなテーブル天板となります。

使い込むほどツヤが増し、経年変化により深い赤褐色へ大きく変わります。使うほどに変化を楽しめる木材です。

長く変化を楽しみながら使いたい方や、上品で高級感あるテーブル天板を探している方におすすめです。

テーブル天板は用途やインテリアに合わせて選ぼう

テーブル天板には主に木材が使用されますが、木材の種類によって色や木目などは大きく変わります。

特にダイニングテーブルのような大きな家具であれば、天板の印象は部屋の雰囲気に大きな影響を与えます。他の家具との相性やインテリアのテイストから、部屋にマッチするテーブル天板を選びましょう。

また長く使い続けるためには、掃除しやすさや傷つきにくさなども重要です。

日々使うものだからこそ、見た目にも機能にもこだわったものを選びましょう。

最終更新
2022.05.27

三原 悟出雲工場 工場長

出雲市湖陵町出身。18歳の時に株式会社キノシタ出雲工場に入社。あらゆる技術を習得し、現在、工場長を務める。近年、出雲市内の企業と共同でIZUCOブランドの家具を立ち上げプロモーション等を開始。平成30年からIZUCOブランド製造を行い、市場の拡大を図る。