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キャビネットの選び方で収納力と部屋の印象が決まる!5つのポイントを紹介

「部屋をスッキリ片付けたい」「小物をひとまとめにしたい」時に役立つのがキャビネット。キャビネットとは「箱型収納家具」の総称で、リビングや子供部屋、寝室、オフィスなどで使用できます。

サイズ感や開閉方法は多種多様で、キャビネットによって収納力は大きく異なります。

またキャビネットは部屋の印象を決める要素にもなるので、材質をはじめ見た目も重要なポイントです。

キャビネット選びで押さえておきたい5つのポイントを紹介するので、部屋の収納や模様替えに悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてください。

キャビネットの選び方!押さえておきたい5つのポイント

キャビネットは収納用の家具であると同時に、部屋の印象を決める重要なアイテムです。キャビネット選びで後悔しないために、押さえておきたい5つのポイントをご紹介します。

1.収納したいものを決める

「収納するもの」を把握して、何のためのキャビネットが必要か決めましょう。

収納したいものを具体的に決めておけば、どのようなキャビネットが必要かイメージしやすくなります。

例えば「本を収納したい」と「CDを置くスペースが必要」では、キャビネットのサイズに違いがあるはずです。

サイズが合わなければ綺麗に収納できないので、大まかにでも「何を」「どのくらい」収納するのか想定しておきましょう。キャビネットに必要なサイズが見えてくるはずです。

2.部屋に合わせてサイズ感を選ぶ

キャビネットは存在感の大きな家具なので、部屋に合わせたサイズを選ぶのが大切です。

同じ大きさのキャビネットでも、リビングと寝室では感じ方に差があり、狭い部屋ほど圧迫感があるでしょう。

圧迫感を出したくない場合は、自分の腰から肩くらいまでの高さを目安に、背が低いキャビネットを選ぶのがおすすめです。背が低ければ視線を遮りにくいので、圧迫感が薄れます。

もし高いキャビネットが必要な場合は、奥行が浅めのものを選ぶと圧迫感を軽減できます。

収納力が同じでも「背が高いキャビネット」と「横に広いキャビネット」では印象が異なるので、部屋の雰囲気に合う方を選びましょう。

またキャビネット設置予定場所の「縦・横・高さ」を事前に測っておくと、キャビネットのサイズを決めやすくなります。

設置スペースと合わせて、周辺の家具の奥行も測っておくのがおすすめ。家具同士の奥行が揃っていると統一感のある美しい部屋になるので、事前に測っておきましょう。

3.「隠す収納」と「飾る収納」どちらか選ぶ

収納には「隠す」だけでなく「飾る・ディスプレイする」方法もあります。

例えば趣味のフィギュアやCD、漫画、アクセサリーなどは隠すのではなく、ディスプレイすると部屋の生活感を減らせたり、おしゃれに見せたりすることが可能です。

反対に消耗品のような生活感が出るものや、色や形など見た目が不揃いなものなどは、隠すと清潔感のあるスッキリとした部屋にできます。

隠すか飾るかによって選ぶべきキャビネットが異なるので、事前に決めておきましょう。

例えば飾る収納であれば、オープン型やガラス扉のキャビネットが適しています。反対に見られたくないものは、扉付きキャビネットへの収納がおすすめです。

4.キャビネットのタイプを選ぶ

キャビネットは開閉の形式から、大きく4つのタイプに分類できます。それぞれ使い勝手や見た目の印象が異なるので、目的に合わせて選ぶ必要があります。

オープン型

扉がついていないため出し入れがしやすく、頻繁に使うものの収納に適しています。

収納アイテムがひと目で分かるため飾る収納にぴったりで、おしゃれに飾ればインテリアとして部屋を彩ってくれるでしょう。

反面、ホコリが溜まりやすく、地震で収納物が飛び出しやすいのがデメリットです。「こまめな掃除を心がける」「高い位置には置かない」などの対処が必要です。

両開き扉型

いわゆる観音開きになっているキャビネットで、収納したものを隠して部屋をスッキリさせてくれます。

両開きは死角ができにくいため、整理しやすく取り出しやすいというメリットがあります。

また扉がガラスになっているタイプであれば、扉を閉めたまま飾る収納できるため「飾りたいけどホコリが気になる」方にぴったりです。

引き違い扉型

扉をスライドさせる引き戸になっているので、両開き扉型のように扉を開くスペースを必要としません。狭い場所でも設置できるキャビネットです。

ただし片側に扉が残るため、大きいものの収納には不向きです。書類やファイルなど、立てて収納するものの保管に向いています。

省スペースで書類の収納に向いているため、オフィスや書斎の整理に適したキャビネットです。

ラテラル型

扉ではなく引き出しを開閉させるタイプのキャビネットで、多くのものを収納しやすくなっています。

ただし引き出しが深ければ深いほど、奥のものを取り出しにくくなるのがデメリットです。

ラテラル型のキャビネットを選ぶ際は、引き出しの奥まで手を伸ばせるものにしましょう。

また引き出しの中にボックスを入れて、収納スペースを区切ると収納物がひと目でわかりやすくおすすめです。

5.部屋の印象に合う素材を選ぶ

キャビネットは使われる素材によって、部屋の印象を大きく変えます。

新たに家具を購入する際は、既にある家具や床、壁と色や素材を揃えると、統一感ある洗練された部屋にできます。

温かみのある木製

ナチュラルな雰囲気や、アンティークな雰囲気を作り出せる素材です。木の温もりが感じられる部屋にできます。

木材の種類によって色や印象が異なるので、部屋のインテリアに合わせて選ぶ必要があります。主な木材として以下のような種類があります。

ウォールナット:暗く落ち着いた黒味のある色

オーク:北欧風の明るく白い色

メープル:清潔感あるシンプルな白い木の色合い

チェリー:赤みがかった温かみのある色合い

チーク:独特の光沢が高級感のある木目調

木製キャビネットは長く使い続けることで、味わい深い風合いになっていくので、経年での変化を楽しめるのも魅力です。

飾る収納に適したガラス製

ガラス戸のキャビネットはデザイン性が高く、透明のガラスや磨りガラスなど部屋の雰囲気に合わせておしゃれなものを選べます。

透明なガラスであればホコリや汚れから守りながら、飾る収納を楽しめます。

またガラスが光を反射することで、部屋を広く見せる効果があるのもメリットです。

ただし指紋やホコリでガラスが汚れやすいので、こまめな手入れが欠かせません。

無機質なスチール製

丈夫で安定感があるため、重たいものを収納できるキャビネットです。

スチール製には「ツヤあり」と「ツヤなし」があり、印象が異なるので部屋に合わせて選ぶのがおすすめです。

スチール製のキャビネットはオフィスでよく使われるタイプですが、無機質な印象が部屋を落ち着いた雰囲気にしてくれます。

またメタリックな色合いのもの以外にも、ブラックなど塗装を施したキャビネットもあります。

おしゃれなキャビネットで部屋の収納力と印象をアップしよう

キャビネットは単なる収納ではなく、部屋の印象を決めるインテリアの1つでもあります。

収納力はもちろんですが、見た目もこだわりましょう。収納力と共に印象もアップします。

今回紹介した5つのポイントを押さえてキャビネットを選べば、部屋を彩り綺麗にしてくれる素敵なキャビネットと出会えるでしょう。

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最終更新
2022.11.24

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