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家具の種類と選び方を解説

家具は食品や衣料品ほど頻繁に購入するものではありません。そのため、転居や模様替えの際、いざ新しい家具を購入しようとして「あの家具は何という名前なんだろう?」と悩んでしまうこともしばしば。
また、家具は基本的に一度購入すると簡単に買い替えることはないため、選び方も慎重になり、思いがけず時間がかかってしまうこともあります。
そこで、今回は代表的な家具の種類のご紹介と、家具の選び方のポイントについて解説します。

家具選びをスムーズに!代表的な家具の種類を知る

以下では、家具を5つのジャンルに分類し、代表的な家具を名称ごとに解説します。なお、ここではベッドは省略します。

テーブル

・ダイニングテーブル…食事をする際に使うテーブルです。
・センターテーブル…ソファの前などリビングの中央に配置するテーブルで、高さは低め。リビングテーブルやローテブル、コーヒーテーブルといった呼び方をされることもあります。
・サイドテーブル…ベッドやソファ、椅子の横に配置する小さなテーブルです。
・バタフライテーブル…来客時などに両サイドまたは片側の天板を広げて使うことのできるテーブルです。
・ネストテーブル…大・中・小のテーブルが入れ子になっているものです。

デスク

・平机…一般的な天板と脚だけで構成されるデスクです。
・両袖机…天板の下、左右に書類などが入れられる収納がついているデスクです。片方だけに収納がついているものは片袖机といいます。
・ローデスク…床に座って使うタイプの低いデスクです。
・ライティングビューロー…下部が引き出しや扉式の収納になっていて、扉を手間に倒すと扉の部分が天板となるデスクです。

チェア・椅子

・スツール…背もたれや肘置きのない椅子です。
・リクライニングチェア…背もたれの角度を調節できる椅子です。
・ベンチ…2人以上が座ることのできる長椅子のことです。
・ロッキングチェア…椅子の脚の部分に前後を繋ぐ板があり、座るとゆらゆらと揺れる椅子です。揺り椅子とも呼ばれています。
・フォールディングチェア…折りたたみ椅子のことをいいます。

ソファ

・カウチソファ…片側に背もたれと肘置きがついている、寝転がることができるソファです。
・コーナーソファ…部屋の角に置いたり、ソファセットに角度をつけたい時に置くソファです。
・オットマン…ソファや椅子の前に置いて、脚を乗せて使うソファです。
・ソファベッド…背もたれを倒したり、シートを伸ばすとベッドになるソファです。

収納家具

・キャビネット…箱型の家具の総称で、オープンタイプや両開き扉、引き出し型、など様々なタイプの収納棚を指して呼ばれることが多いです。
・チェスト…引き出し型の収納家具のことを指します。
・シェルフ…横方向に板が架けられた家具のことをいい、一般的にはオープン棚を指すことが多いです。
・サイドボード…高さが腰程の収納家具のことです。
・ワードローブ…洋服の収納のために作られた家具のことです。

長く使うものだからこそおさえておきたい!家具選びのコツ

ここからは、家具選びのコツをいくつかご紹介していきます。長く使うものだからこそ、ポイントをおさえながらお気に入りの家具を見つけましょう。

サイズをしっかり測る

家具選びに失敗する例として多いのが、サイズをしっかり測らずに購入してしまうことです。単純なことのように思うかもしれませんが、実は非常に大切なポイントです。
置きたいと考えている場所にきちんと置けるかはもちろん、大きすぎて視界を遮ってしまったり、動線の邪魔にならないかなどの確認も必要です。

使うものの頻度に合わせた容量の家具を選ぶ

物は意識していないと自然と増えていってしまうものです。大きめのサイズの収納家具を選んだとしても、気付けばいっぱになってしまうことも珍しくありません。
収納したいものの使用頻度を見直し、基本的には毎日・毎週など、使用頻度の高いものを収納するものとして考えましょう。使用頻度の低いものは、思い切って処分をするか、クローゼットや押し入れに収納することをおすすめします。
そうすることで、収納家具だらけの部屋にならず、空間にゆとりのある部屋になります。

メンテナンス可能かどうかをチェックする

最近では組み立て式の家具も増え、比較的安価で家具を手に入れることができるようになっています。
しかし、いくら手頃な価格で家具を購入できても、例えば椅子の座面などが劣化してしまった場合や、不具合が見つかった場合にメンテナンスができないと、かえって高い買物になってしまうこともあります。
購入時には、保障やメンテナンスに対応しているかどうかもチェックしましょう。

既存の家具とのバランスを考える

例えば木材の家具で揃えられたナチュラルな雰囲気の部屋にスチールとガラスで出来たセンターテーブルを置いてしまうと、一気に部屋の統一感が失われてしまいます。
まとまりのある部屋にしたいのであれば、既存の家具とのバランスを考え、既存の家具と同じ素材や色の家具を選ぶと良いでしょう。
ただし、部屋にあるものの5%程度に収まるのであれば、アクセントとして差し色になる家具を置いてみるのもひとつの手です。

使用頻度から価格帯を考える

高価な家具だからといって耐久性が高い、反対に安価な家具だからといって耐久性が低いとは一概に言えません。しかし、例えば毎日使うダイニングセットやソファなどは、部屋の印象や居心地を大きく左右するものです。
そのため、使用頻度の高い家具ほど、慎重に、質の良いものを選ぶようにしましょう。

用途やポイントをおさえた家具選びで快適な空間づくりを

家具には実に様々な種類があり、その中からお気に入りのものを選ぶのはなかなか簡単なことではありません。
しかし、用途に合わせて種類を絞り込み、ポイントをおさえた選び方をすることでその過程はぐっと楽に、楽しくなります。
今回ご紹介した内容を参考に、是非ご自分にぴったりの家具で快適な空間づくりをしてみてくださいね。

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最終更新
2022.11.24

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