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台輪(ダイワ)とは?家具を支える土台部分を解説

ベンチシート-列車席-台輪

いわゆる箱物家具には、台輪(ダイワ)という土台が使用されます。直接床と接触する部分にあたり、家具本体を支える縁の下の力持ちとして活躍します。

あまり聞き馴染みのないパーツですが、身の回りのさまざまな家具に台輪は使用されており、例えばタンスやテレビボード、戸棚、ベンチソファなどが代表的です。他にもキッチンの床との接地面など、至る所で台輪を見かけます。

普段の生活であまり意識する部分ではありませんが、実は台輪は箱物家具にとって重要なパーツ。家具の土台に当たるため、あるとないとでは大きく違います。

家具を支える土台である台輪について、どのようなものなのか解説します。

台輪(ダイワ)とは?

台輪とは、家具の土台となる部分。床と直接触れる部分で、家具本体を支えています。

もともとは社寺建築で、建物を安定させるために用いられた平な横木を指した言葉です。現在では家具の土台部分のことを指すのが一般的で、家具やソファなどの仕様書で見かけます。

あまり聞き馴染みない言葉ではありますが、多くの身近な家具に見られるパーツです。

台輪の役割

台輪の主な役割として、家具の本体部分をダメージからガードすることが挙げられます。

台輪があることで、床からの汚れや湿気から本体が守られます。床面は湿気が溜まりやすいので、結露が発生することも。台輪で高さを生むことで、本体へのダメージを防ぎます。

この高さがあることで、カーペットなど厚みのある敷物があっても、引っかかることなく扉・引き出しを開閉できます。また掃除機による衝撃から、扉や引き出しを守ってくれるのも大きな役割の一つです。衝撃によるダメージで開かなくなるのを防げます。

このように台輪は家具を守ってくれる効果があり、テレビボードやタンス、キッチンなどの土台に使用されています。加えて台輪があることで、収納部分を大きく取れるのもメリットです。

例えばテレビボードの場合であれば、脚ではなく台輪を採用すれば、収納部分が大きくても高くなり過ぎる心配がありません。

反対に脚を付ける場合は、どうしても高さが出やすいため、収納スペースを小さく調整する必要があります。

結果的に台輪タイプの方が収納スペースが広く、背が低いため部屋が広く見えやすくなります。台輪は普段意識する事のない部分ですが、家具にとって重要なパーツの一つです。

台輪の種類

台輪には大きく2種類あり「本体と分離できるかどうか」が異なります。それぞれ解説します。

本体と分離できるタイプ

本体と台輪が別になっており、取り外しできるタイプです。

台輪は衝撃や湿気・汚れなどから、本体を保護するのが大きな役割です。

他の部分より傷みやすくなっていますが、本体と別に製作していれば、長年使用している間に傷んでしまっても交換することができます。

例えば不特定多数の人が使用する業務用の家具などであれば、靴による衝撃や汚れなどから傷みやすいものの、台輪だけ交換すれば引き続き使用できます。

もし本体と台輪が一体になっていれば、家具そのものを交換しなくてはならないので、費用も手間も大きいでしょう。また台輪部分をカットすることで、お好みの高さに調整することも可能です。

長年使用することを前提にしている場合や、業務用などに使用する家具の場合は、本体と分離できるタイプがおすすめです。

本体と一体になっているタイプ

本体と台輪が一体になっているタイプは、一般的な量産型の家具に多くなっています。

本体と台輪が別々のパーツで構成されていないため、部分的な交換は難しくなっています。カットによる高さ調整も困難です。

そこまで衝撃や汚れなどで劣化しないと想定される場合や、定期的に買い換えることを前提にしている場合は、本体と一体型でも問題ありません。

台輪はどのような家具に使われる?

台輪は主に、箱物家具に使用されることが多くなっています。

箱物家具とは、タンスや本棚、食器棚といった箱状の据え置き型家具のこと。キャビネットやチェスト、サイドボード、テレビボード、キッチンボードなども該当します。

こうした家具の中でも比較的大きく重いものの、土台を担っています。特にキッチン台やキッチンボードなど、水・油汚れが付きやすい部分には、汚れが目立ちにくい暗い色の台輪が使用されるのが一般的です。

最近では台輪部分がスライド式の引き出しになっているなど、デッドスペースになりがちな台輪を有効活用して収納力を高めている製品もあります。

台輪は箱物家具を支える縁の下の力持ち

タンスや食器棚といった箱物家具の土台部分は、台輪と呼ばれます。

直接床に設置する部分は衝撃や汚れ・湿気などで傷みやすいため、本体へのダメージを防ぐクッションとしての役割を担っています。中には本体と台輪が別パーツになっており、傷んできたら台輪だけ交換できるものも。

長年使い続けたい場合や、業務用などで傷みやすい場合は、台輪を交換できる仕様がおすすめです。

最終更新
2023.07.06

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