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レストランの家具の選び方は?押さえておくべきポイントを解説

レストランで重要視されるのは、料理や価格、サービスなどだけではありません。お店の雰囲気や居心地の良さなども含めた「食事」という体験そのもので、お客さんに満足してもらう必要があります。

より良い食事体験を提供するためには、家具にもこだわりましょう。例えばおしゃれな家具が揃ったお店や、統一感あるインテリアのお店など、素敵な空間を提供できれば、お客さんの満足度を高められます。

そのためにはただ好きな家具を揃えるのではなく、計画的にコーディネートしなくてはなりません。

レストランの家具の選び方のポイントを解説するので、開業前など家具選びに悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてください。

レストランに必須の家具は?代表的な4つ

コーディネートを考える前に、まずはレストランに必要な家具を洗い出しましょう。多くの店で必要な、代表的な4つの家具を紹介します。

必要な家具は、お店の形態や規模、コンセプトなどにも左右されるので、最低限の家具を押さえたうえで、足りない家具を調達しましょう。

テーブル

テーブルは、飲食店において必要不可欠。お店の規模や面積に応じて、必要な数を揃えましょう。

ひと口にテーブルといっても、ダイニングテーブルやカフェテーブル、ロ―テーブルなど種類はさまざま。お客さんが使いやすい大きさ・デザインのものを選びましょう。あまり大き過ぎると店内を圧迫しますが、小さ過ぎても使いにくくなってしまいます。大きさは、従業員やお客さんの動線も踏まえて選ぶのがおすすめです。椅子やソファとセットで使うものなので、高さや素材など相性を考えるようにしましょう。セット購入するのも一つの方法です。

椅子やソファ

テーブルの高さとマッチする、椅子やソファを選びましょう。

高さが合っていないと座りにくいだけでなく、食事をしにくくなります。お客さんがストレスを感じながら食事することになるので、満足度が下がってしまうかもしれません。また座り心地も大切。特にコース料理を提供するなど、じっくりと食事を楽しんでもらうレストランの場合、長時間座っていても疲れにくい椅子が適しています。

照明

照明の明るさや色合いは、空間の演出に関わるため、レストランの雰囲気作りに大きく影響します。

例えば落ち着いた店内にしたいのであれば、少し薄暗いと感じる程度の明るさが適しており、反対に回転率を良くしたいのであれば、百貨店の売り場のように明るくするのがおすすめです。またデザイン性が高いものであれば、照明そのものもインテリアの一つとなります。

待合席

混雑するお店の場合は、待合席を用意しましょう。多くの方が来店したり、店内がそれほど広くない場合は、店外で入店待ちしていただくこともあるでしょう。「立って待つなら諦める」という方も少なくないため、腰掛けられる椅子やベンチがあると、機会損失せずに済みます。

せっかく来てくれたお客さんを逃さないためにも、待合席を設置するのがおすすめです。

レストランの家具の選び方は?4つのポイント

レストランに最低限必要な家具がわかったところで、レストランにおける家具の選び方を紹介します。

押さえておきたい4つのポイントを挙げるので、家具選びに悩まれる際は、ぜひ参考にしてみてください。

提供する料理に合わせる

提供する料理やお店のスタイルに合わせて、家具を選ぶようにしましょう。

例えば一人あたり多くの料理を注文するお店で、テーブルが狭いと料理が載り切らなくなります。余裕を持って少し大きめのテーブルにしておきましょう。

ただし、あまり大き過ぎると店内が狭くなるので、店内の広さや来店数から、適切なテーブルの大きさ・数を考える必要があります。また和食を提供するお店で、ハワイアンなインテリアは雰囲気を損ねてしまいます。料理と家具のテイストを合わせるのも大切です。

統一感を意識する

レストランに設置する家具は、統一感を意識しましょう。家具にはナチュラル・北欧・モダンなど、さまざまなテイストがあります。一つひとつの家具がおしゃれでも、それぞれテイストが違っているとチグハグな印象になります。

せっかくの家具がおしゃれに見えないのはもちろん、居心地の悪い店内になってしまうかもしれません。またテイストだけでなく、質感や素材も重要です。

統一感を意識して、店内をトータルコーディネートするようにしましょう。

食欲が減退する色は避ける

食欲が減退する色は避け、促進するような色使いを心掛けましょう。

食欲は色によって左右されるため、家具選びの際は注意が必要です。青や紫など「寒色系」は、食欲を減退させます。

家具やインテリアが寒色系ばかりだと、注文数が少なくなるかもしれません。

反対に食欲を促進させるのが、赤や黄色などの「暖色系」。例えばオレンジ色のライトは、料理をおいしそうに見せる効果があります。

また暖色と寒色の中間色である緑なども、食欲をそそる効果が期待できます。

照明はお店のコンセプトに合わせる

照明によって雰囲気が変わるので、お店のコンセプトに合わせましょう。

例えば百貨店のような明るいライトは、回転率をアップさせる効果があるので、ファミリーレストランなどに適しています。

反対にリラックスできる居心地の良さを提供したい場合は、薄暗いと感じる程度の

明るさによって感じ方が異なるので、理想の店舗になるよう明るさを調節しましょう。

レストランの家具はコンセプトに合わせて揃えよう

レストランで最低限必要な家具は、テーブルや椅子・ソファ、照明などが挙げられます。これらは個別に揃えるのではなく、お店のコンセプトに合わせて購入するのがおすすめです。家具のテイストを揃えることで、統一感あるおしゃれな雰囲気にできます。

この際に食欲を減退させる寒色系ではなく、促進させる暖色系や中間色を選びましょう。

家具はレストランの居心地の良さや食事体験の質に影響するので、理想の雰囲気を作れるよるに、お店のコンセプトを練ってぴったりな家具を選んでみてください。

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最終更新
2023.04.22

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