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椅子の選び方で仕事や勉強が快適に!押さえておきたい5つのポイントを解説

コロナ禍の影響でテレワークが増えてきたこともあり、社会人・学生を問わず自宅で仕事や勉強に励む方が多いでしょう。

自宅で快適に仕事や勉強に打ち込めるように、環境を整えようと思うと重要になってくるのが椅子。学校やオフィス、自宅などさまざまな場所で、日常的に使っている椅子ですが、形状やデザインによって快適さが大きく異なります。

快適な環境で仕事や勉強を進めるために、押さえておきたい椅子の選び方を5つ解説します。

椅子の選び方で快適さが変わる!大切な5つのポイント

椅子の選び方で大切な、5つのポイントを解説します。自宅やオフィスなどに新しい椅子の購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.使用シーン・場所に適した椅子を選ぶ

椅子の形状やデザインはさまざまなので、使用するシーンや場所に適したものを選びましょう。

仕事や勉強に使う

仕事や勉強など作業を行うための椅子であれば、長時間座っていても疲れにくいような体にフィットする椅子がおすすめです。

例えばアームレスト(ひじ掛け)がある椅子や、背もたれが高い椅子は体を支えてくれるため、長時間座っても疲れにくくなっています。

長く座っても体への負担が少ない椅子の方が、仕事や勉強に集中しやすくなるため、作業に没頭できるでしょう。

家でくつろぐために使う

リビングでくつろぐための椅子であれば、ヘッドレストやフットレストなどリラックスできる機能が備わった椅子がおすすめです。

テレビや映画、読書などが楽しみやすく、落ち着いたリラックスタイムを過ごせるでしょう。

また座り心地はもちろんですが、部屋やインテリアの雰囲気にマッチするデザインにもこだわった椅子を選びましょう。

2.素材によって座り心地や特徴が異なる

椅子の座面や背もたれなどに使用される素材によって、触り心地や座り心地、見た目の印象などが変化します。

よく使用される素材は主に以下の3種類で、それぞれ特徴が異なります。

メッシュ

通気性が良く伸縮性が高いのが特徴の素材。細かな網目が、湿気や熱気を逃がしてくれます。

暑い夏場や暖房の効いた冬場でも、蒸れにくくサラッとした触り心地がキープされるので快適に座れます。

また長時間座っても熱気が溜まりにくいのも、快適に使用できるポイントです。

蒸れや暑さが気になりにくいので、デスクワークや勉強などで長時間使用する方におすすめです。

ファブリック(布張り)

多くの椅子で採用されている一般的な素材で、柔らかな触り心地と手触りの良さが特徴です。

色が豊富なため部屋の雰囲気やインテリアに合わせて、カラーリングを選びやすくなっています。インテリアにこだわりたい方におすすめです。

レザー

高級感や重厚感を感じさせる素材で、本革であれば使い込むほどに風合いが増していきます。

本革は手入れを怠ると傷みますが、PVCレザーやPUレザーといった合皮であれば、水や汚れに強いため手入れの手間を省けます。

加えて本革のような高級感ある見た目にもかかわらず、本革よりリーズナブルなのもうれしいポイントです。

高級感があるため、見た目にこだわりたい方におすすめです。

3.背もたれの高さを座る時間から決める

椅子の背もたれの高さは大きく3段階あり、それぞれ快適さや特徴が異なるります。好みや使用シーンに合わせて、適切な高さを選びましょう。

ローバック

オフィスチェアの定番的な高さで、背もたれが肩と背中の真ん中あたりにきます。

体を支える力が弱いため、デスクワークや勉強で長時間座り続けるのには向きませんが、安価で軽いのが特徴です。

待合室や受付のような短時間での利用や、立ち座り・移動が多い場合に適しています。

また背もたれが低いおかげで圧迫感がないため、狭い部屋での使用やオフィスに多くの椅子を並べる際にも向いています。

ミドルバック

ローバックより背もたれが高い中間的なタイプで、肩口あたりまで背もたれがくる高さです。

後述するハイバックよりも価格を抑えながら、ローバックよりも長時間座りやすくなっており、機能と価格のバランスが取れています。

ハイバック

背もたれが頭の高さまであり、背面を広くカバーしてくれます。

背もたれが大きく体を強く支えてくれるので、長時間のデスクワークでも疲れにくくなっています。オフィスや自宅で長時間使用する際におすすめです。

またフィット感に優れるため、リラックスタイムを過ごす椅子としても活躍します。

頭を支えてくれるヘッドレストや、脚を支えるフッドレストなど、より快適性をアップさせるオプションが付いた高機能な椅子が多くみられます。

4.背もたれの機能・形状で選ぶ

背もたれは高さだけではなく、機能や形状にもバリエーションがあります。それぞれ適したシーンが異なるので、押さえておきましょう。

リクライニング機能

背もたれを後ろに倒して、角度を数段階で調節できる機能です。

飛行機や新幹線などの座席に使われている機能で、好きな角度で座れます。好みに応じた角度でリラックスして過ごせます。

ロッキング機能

リクライニングと同じく背もたれを後ろに倒す機能ですが、リクライニングのように角度が固定されず、体重のかけ方で揺れるようになっています。

後ろにもたれる体重の加減で角度が変わるので、デスクワークの合間に体を伸ばしてリラックスしたい場合などに活躍します。

背もたれのみ動くものもあれば、背もたれと座面が連動するものもあります。

S字形状

背もたれがS字にカーブしているタイプの椅子です。

一般的な椅子のように直線的ではなく、背中に沿うようS字状になっているため、正しい姿勢を保ちやすくなります。

姿勢が崩れると疲れやすくなったり、集中力が乱れやすくなったりするため、長時間のデスクワークや勉強に適した形状です。

5.アームレストが有れば体への負担を軽減できる


アームレストと呼ばれるひじ掛けがあると体への負担を軽減できるため、長時間の作業も快適に行いやすくなります。

両腕の重量は体重の約16%もあるため、アームレストが無いと肩に負担がかかりやすくなります。体重60㎏の場合であれば約9kgの負荷がかかり続けるため、肩はもちろん首や腰の筋肉が固まってしまうでしょう。

仕事用や勉強用の椅子の場合、体への負担を和らげてくれるアームレスト付きがおすすめです。

アームレストには大きく3種類あり、以下のような特徴があります。
固定式:自分好みに調整できないものの安価
高さ調節式:体に合わせて高さを調節できるため体への負担が軽減しやすい
可動式:左右の角度調節や前後にスライドできる

適切なアームレストの高さや位置は人により違うので、できるだけ試座して自分の体に合うものを選びましょう。

自分に適した椅子を選べば快適に仕事や勉強に取り組める

椅子にはデザインや形状、色、機能などさまざまな違いがありますが、使用するシーンや場所によって適した椅子は異なります。

仕事や勉強で使うのであれば、背もたれが高くアームレストの有る疲れにくい椅子がおすすめ。対してリラックスするためなら、リクライニング機能や座り心地などの快適性能や、インテリアに合う素材や色など見た目にこだわるのがおすすめです。

また体にフィットするかどうかは十人十色なので、店頭やショールームで試してみましょう。

今回ご紹介した選び方のポイントを踏まえて、快適に過ごせる椅子を見つけてみてください。

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最終更新
2022.11.24

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