照明の選び方は?適切な明るさを選ぶ3つのポイントと暗かった場合の対策を解説

毎日使う照明器具は「思ったよりも暗かった」「明る過ぎたかも」と、後悔しながら使うのはストレスなので、適切な明るさのものを選びたい方が多いでしょう。
とはいえ、照明器具は多種多様なものが販売されており、部屋の広さや用途によって、適した照明は異なるため、どれを選ぶべきかわからなくなりがちです。
あなたの家に合った照明を選ぶためのポイントを3つ解説するので、照明の選び方に悩まれている方は、ぜひ参考にしてみてください。併せて「思ったよりも暗かった」「明る過ぎた」場合の対処法も紹介します。
目次
失敗しない照明の選び方【明るさ・デザイン・機能の3つ】
照明を選ぶ際のポイントとして、大きく3つの項目が挙げられます。それぞれチェックして、適切な照明を選ぶ基準にしてみてください。
ルーメンの明るさ目安(用途・部屋別の具体例)
ルーメンは光源そのものが発する光の量を示す単位ですが、実際に必要な明るさは部屋の広さだけでなく、使用する目的によっても変わります。
例えばリビングでは家族が集まり会話やテレビ視聴などを行うため、全体を均一に照らせる明るさが求められます。
一方で寝室の場合は、くつろぎや就寝前のリラックスを目的とするため、リビングほどの明るさは必要ありません。
また書斎や子ども部屋では、文字を読む・作業をする時間が長いため、やや明るめの照明が適しています。
このように、単に畳数だけで判断するのではなく、部屋でどのような行動をするのかを考慮してルーメンを選ぶことで、目の負担を減らし、快適な生活環境を整えることができます。
必要に応じて全体照明に加えてスタンドライトなどを併用すると、用途ごとの明るさを補いやすくなります。
畳数・ルーメンから見る明るさの目安
部屋の広さに応じて、適切な明るさの照明を選びましょう。畳数表示を参考にしたり、表示がない場合は明るさ(ルーメン)の表示を見たりして、部屋の広さに合ったものを選ぶと、暗過ぎず明る過ぎない照明を選びやすくなります。
ちなみに光源が発する明るさをルーメン(lm)、光が照らされた一定の場所の明るさをルクス(lx)という単位で表します。
日本照明器具工業会では、LEDシーリングライトの適用畳数の表示基準を以下のように定めており、これらはカタログなどでも使用されるものです。
- 4.5畳:2,200lm~3,200lm未満
- 6畳:2,700lm~3,700lm未満
- 8畳:3,300lm~4,300lm未満
- 10畳:3,900lm~4,900lm未満
- 12畳:4,500lm~5,500lm未満
- 14畳:5,100lm~6,100未満
上記を目安に、部屋の広さに応じた明るさの照明を選ぶようにしましょう。ただし年齢を重ねるにつれ暗く感じやすいため、高齢者が使用する場合には明るめのものを選んでおき、必要なければ調光するのがおすすめです。
※出典:日本照明工業会 「LED照明ナビ|LED照明器具の適用畳数について」
ルーメン・ワット・ルクスの違いと選び方の考え方
照明を選ぶ際には、ルーメンだけでなくワットやルクスといった単位も目にするため、それぞれの違いを理解しておくと適切な製品を選びやすくなります。
ルーメンは光源が発する光の総量を表し、照明器具の明るさを比較する際の基本となる指標です。
一方ワットは消費電力を示す単位であり、数値が大きいほど電気を多く消費しますが、必ずしも明るさと比例するわけではありません。
特にLED照明では少ない消費電力でも高い明るさを実現できるため、ワット数だけで判断すると適切な明るさを選べない場合があります。
またルクスは光が照らされた面の明るさを示す単位で、作業や読書など用途に応じた適切な照度を確認する際に役立ちます。
これらを理解して組み合わせて考えることで、用途に合った照明をより正確に選択できます。
照明器具のデザインや材質を考慮する
照明器具のデザインや材質によって、明るさが変化します。
例えば電球の周りを傘で覆うシェード付きの照明器具は、光の広がり方が制限されるため、同じ電球でも他の照明器具より全体を照らす力は弱くなります。
加えて光を透過しやすいガラス製なのか、光を通さないスチール製なのかといった材質によっても光の広がり方が異なるため、照明器具の材質も部屋の明るさを左右する要素です。
食事の際にダイニングテーブルをスポットで照らしたいのか、テレビやゲームなどを楽しむためにリビング全体を明るくしたいのかなど、シーンによって使い分けるのがおすすめです。
また同じ明るさの照明器具でも、壁紙が白い方が反射するため明るく感じやすく、反対に暗い色の壁紙は暗く感じやすくなります。
照明器具のデザインや材質に加えて、インテリア・家具の色も考慮して、照明の明るさを選びましょう。
照明器具の機能性にも注目する
照明器具が持つ機能性にも注目して、設置する目的や場所に適したものを選びましょう。
代表的な機能として、以下のようなものが挙げられます。
- 調光機能:明るさを段階的に調節できるため、時間帯やシーン、好みに応じた明るさに変更可能です
- 自動点灯・消灯機能:センサーが人を感知すると、照明が自動で点灯・消灯してくれる機能です
- 調色機能:シーンや好みに応じて、光の色を変えられる機能。読書には昼光色・リラックスタイムには電球色と、自由に変更させることが可能です。
こうした機能以外にも、リモコンでのon・offやスピーカー内蔵、プロジェクター、空気清浄機能などを搭載した照明もあります。
多種多様な機能があるので、使用する部屋や生活習慣などに合わせて選ぶのがおすすめです。
照明の明るさが合わない場合の対処法
照明が暗いと感じた場合の対策
購入した照明が思ったよりも暗かった場合は、もう一段階明るい電球と交換しましょう。
もし最大ワット数が決まっており、より明るい電球に変えられない場合は、明るくても消費電飾の低いLED電球への変更がおすすめです。
白熱電球とLED電球では、同じワット数を消費するものでも、LED電球の方が明るく照らしてくれます。電球の交換が難しい場合は、補助照明としてフロアライトやテーブルライトなどを取り入れるのもおすすめです。
フロアライトやテーブルライトは自由に動かせるため、明かりが必要な場所を自由に照らせます。
またインテリアとしてもおしゃれなので、部屋全体の雰囲気がアップするのもポイントです。少し暗いなと感じたら、電球の交換や補助照明の導入を検討してみてください。
照明が明る過ぎると感じた場合の対策
照明が明る過ぎると感じる場合は、現在使用している電球よりもルーメン値が低いものへ交換することで調整できます。
また、光の広がり方によっても体感の明るさは変わるため、光を柔らかく拡散するカバーやシェードを取り付ける方法も有効です。
特に直接光が目に入りやすい環境では、拡散性の高いシェードを使用することで眩しさを軽減し、落ち着いた空間を作りやすくなります。
さらに、調光機能付きの照明器具を導入すると、時間帯や生活シーンに応じて明るさを細かく調整できるため、過度な明るさによる目の疲れや不快感を抑えられます。
寝室やリビングなどリラックスを重視する空間では、光量を抑えて間接照明を併用することで、より快適な環境を整えることが可能です。
照明の選び方を押さえて居心地の良い空間を作ろう
照明を選ぶ際は、部屋の広さに応じた明るさになるよう畳数とルーメンを確認しましょう。照明器具のデザインや材質によっても、明るさの感じ方は異なるので、照明を選ぶ際は電球の明るさだけでなく、照明器具そのものも大切です。
また機能性の高い照明も増えているので、設置する部屋や用途に応じて、適切なものを選びましょう。
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- 最終更新
- 2026.02.16


