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COLUMNコラム

Coccole C333 オフィスチェア デザインストーリー|パーソナルスペースでより快適に働ける椅子

日本人は平均して1日7時間を椅子に座って過ごすと言われています。オフィスワーカーであればきっとさらに長い時間を椅子に座って過ごすことでしょう。

オフィスでの椅子の座り心地が、仕事の質に及ぼす影響は少なくありません。また快適性や機能性だけを追求したワークチェアではモチベーションや創造性を保ったりするのが難しい可能性もあります。

Coccole C333は、そんな現代のワークスタイルをもう一度見つめ直して「集中力が続く心地よさ」を備えたデザインに仕上げられました。

自然の美しさとスチールの強度・実用性を兼ね備えたデザインはどのようにしてカタチになったのか、デザイナーの木本さんに語っていただきました。

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オフィスチェアでも自然を感じられるデザインに

C333はオフィス空間を想定して開発されました。

Coccoleの「都市と自然を繋ぐ場所」という大切なコンセプトを十分に感じられるよう、まずは木質を取り入れることを条件として掲げ、デザインを作り上げました。

オフィス環境で好まれる内装設備や什器と親和性の高いデザインにするため、またシャープなフォルムでも十分な耐荷重性を持たせるために、フレームにはスチールを採用しています。

先述の「自然」を感じさせるという大切な役割は、背面と座面に配置したビーチ材のプライウッドが担っています。ビーチ材は淡いピンク〜黄色味を帯びた乳白色のやさしい色合いが美しく、北欧家具などによく使用されます。また肌触りもスムーズで見た目だけでなく触れることでも温もりを感じられる優れた木材です。

オフィスのインテリア空間の中で、椅子の背もたれは意外に存在感の大きなものになるので、フレームのスチールとビーチ材を組み合わせることで、オフィスインテリアとも親和性が高く、なおかつ自然のぬくもりや美しさを感じられる椅子に仕上げました。

スチール・プライウッド・クッション張り地という3つの異なる素材の調和させることで、C333のオリジナリティが出来上がったように思います。

異なる素材を一つの椅子として調和させるのは実は簡単なものではありません。部材同士の接合、組み合わせ、取り付け方法などの細かな部分で選択を間違えると、デザイン上の調和や必要な強度が低下してしまうこともあるんです。

そのような細部にも気を配り、検討や試行錯誤を重ねることでC333が完成しました。特に背面から見た時のフォルムとビーチ材のアクセントはC333の最大の特徴になっているので、注目していただければ嬉しいですね。

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C333でパーソナルスペースを確保する|オフィスワークが捗る工夫とは?

オフィスのデザイン・レイアウトは多種多様ですが、C333では特にフリーアドレスやコミュニケーション空間のように、働く人同士のコミュニケーションや自由さに重きを置いたレイアウトを想定してデザインしました。

そのような場所は働き方の自由度が高まる一方で、パーティションなどで区切られた執務スペースのような「個人的空間=パーソナルスペース」が確保しにくいという問題があります。パーソナルスペースとは、人が「他者に侵害してほしくない」と感じる空間・距離感のことです。

このパーソナルスペースがどの程度の広さとなるかは、対象となる“他者”との関係がどのようなものかにもよるのですが、関係の良好な仕事仲間同士であっても、ある程度のスペースを確保することは仕事への集中度や生産性を保つ上で大切なものです。

それで、C333では背もたれ部分のフレームを少しだけ背後に突き出すことで、座る人のパーソナルスペースをさりげなく拡張するようなデザインにしました。

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この突き出したバー部分には他の機能性もあります。

一般的な椅子の場合、脱いだジャケットを背もたれに羽織らせるように掛けておく人が多いと思いますが、それだと背もたれにもたれかかるとジャケットの襟が潰れてしまいますよね。C333の背後に突き出したバーの部分には、ジャケットを半分に畳んで掛けておくこともできます。

また持ち手としても機能するので、コントラクトユースのオフィス家具として使い勝手が良いと思います。

加えて、座り心地にもオフィスで働く人のことを考えたこだわりを反映させました。

ウレタンチップとウレタンフォームの層で構成された厚みのあるクッションを採用しています。長時間座っても疲れや体の痛みを感じにくいもっちりとしたクッションの心地よさは、ぜひショールームなどで実際に座って体感していただきたいポイントです。

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デザイナーがおすすめするC333のコーディネート

C333はオフィスの中でも特にオープンな空間で使用していただければ、その真価を発揮すると思います。特にフリーアドレスやコワーキングスペースなど、開けていて自由度の高いレイアウトでの使用がおすすめです。

テーブルと組み合わせてコーディネートするなら、古杉材を利用したサステナブルな大型テーブル「CT53」などはいかがでしょうか。こちらのテーブルは杉古材の天板とスチール脚の組み合わせで、C333との調和を高められる組み合わせです。

CT53ではオフィス環境での必需品、配線ボックスもオプションで選択できるので、かなり幅広い使い方をしていただけるものと思います。

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最終更新
2025.03.26

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