大阪中之島美術館 公募型プロポーザル
2022年に開館予定の大阪中之島美術館が開催した家具製作・選定及び設置業務公募型プロポーザルにて、弊社の提案が最終選考案に選定され、惜しくも次点となりました。
つながる美術館とつながる家具
大阪中之島美術館のスパイン(背骨)として機能する立体的につながり連続性を持ったパッサージュにおいて、その「つながり」や「連続性」を活かし機能させるため、パッサージュに立体として連続する家具を考えました。
床タイルのピッチを基準にモジュール化し、家具にも目地を入れ連続性を持たせることで、まるで建物の一部かのような一体感がある家具となり、美術館に訪れるあらゆる人にとってノイズレスな家具となったほか、美術館で行われる様々な活動に対してフレキシブルに対応できるといったメリットが生まれました。
ガードレールや花壇、切かぶに腰かけるように、人にはその時その場所にそれらしい大きさの物を椅子として利用する柔軟性があります。パッサージュと一体化するこの家具はカラーバス効果を生み、普段は建物の一部として認識され、家具として、展望台として、必要な時に必要な機能を提供します。
建築、インテリア、家具とスケールを超えてつながり、調和し、機能する家具の提案です。
今回のこのプロポーザルへは弊社デザインチームで参加させていただきました。
弊社オリジナルブランドABORD・Baobab・Caloreもすべて同チームで製作しており、機能・品質はもちろんのこと、現代の様々な空間における家具のありかたに対して真摯に向き合い、こだわった商品をご提案させていただいております。
よろしければこの機会に弊社商品をご覧ください。
ABORDブランドページ